むかーし、昔のおはなしです。
私が花の女子大生(←死語)だったころ、
(私にも、そういう頃がありました。。。)
作家の藤本義一さんと、TVの深夜番組で1年間ご一緒させていただいた事がある。
世間知らずで、おばかで、ノー天気な女子大生だった私は、
その時、藤本先生に
「どういう訓練をすれば、私も小説を書けるようになりますか?」
という、大胆不敵な質問をした。
本音をいうなら、
「どういう訓練をすれば、私も直木賞をとれるような小説がかけますか?」
と聞きたかったのだと思うが、いくらなんでも
その質問が不遜であるということは、
さすがの私もわかっていたわけだ。
しかし、今から考えると、「バカ女子大生恐るべし」。
訓練さえすれば、何でもできると思っていたわけである。
それに答えて、藤本先生は、
「きみが小説を書きたいのだったら、
まずは、日記から始めるといいんだなー
毎日コツコツ書いていくと、
知らず知らずに文章が書けるようになっていくのだなー。」
とアドバイスして下さった。
けれど、すぐに結果を求める、怠け者だった私にとって、この
「毎日コツコツ」
というフレーズには、全く心惹かれる物が無く
直木賞作家のこのご託宣を、もったいなくも聞き流してしまったのである。
時は流れて、今日ふと気付いたのだが、
ミクシーに入ってからと言うもの
私は毎日コツコツ、結構な量の文章を、
日記や、あちこちのコミュニティ、メッセージなどで書いている。(正確には打っているというべきか。)
愚にもつかない雑文ではあるが、文章を書く訓練くらいにはなっているはずである。
私だけでなく、ミクシーに入っている人全員、
いや、ミクシー以外でも、ブログなどを毎日まめに更新している人も含めて、ネットがなければ、これほどまめに文章を書かなかったであろうという人は凄く多いと思う。
つまり、凄く多くの人が、藤本先生の仰った
「文章を書く訓練」
を、知らず知らずに、毎日コツコツやっているのだ!
これって、とっても良い事ではないだろうか?
実際、ミクシー内を廻っていて、とても魅力的な文章に出くわす事が良くある。
直木賞はともかく、芥川賞作家がミクシーやってる人の中から生まれても不思議じゃないかも知れない。
ネットの普及によって、新聞や書籍などの活字離れが進むと言われてきたが、こんな副産物が生まれるとは、きっと皆考えていなかったのではないかしら?
(私にも、そういう頃がありました。。。)
作家の藤本義一さんと、TVの深夜番組で1年間ご一緒させていただいた事がある。
世間知らずで、おばかで、ノー天気な女子大生だった私は、
その時、藤本先生に
「どういう訓練をすれば、私も小説を書けるようになりますか?」
という、大胆不敵な質問をした。
本音をいうなら、
「どういう訓練をすれば、私も直木賞をとれるような小説がかけますか?」
と聞きたかったのだと思うが、いくらなんでも
その質問が不遜であるということは、
さすがの私もわかっていたわけだ。
しかし、今から考えると、「バカ女子大生恐るべし」。
訓練さえすれば、何でもできると思っていたわけである。
それに答えて、藤本先生は、
「きみが小説を書きたいのだったら、
まずは、日記から始めるといいんだなー
毎日コツコツ書いていくと、
知らず知らずに文章が書けるようになっていくのだなー。」
とアドバイスして下さった。
けれど、すぐに結果を求める、怠け者だった私にとって、この
「毎日コツコツ」
というフレーズには、全く心惹かれる物が無く
直木賞作家のこのご託宣を、もったいなくも聞き流してしまったのである。
時は流れて、今日ふと気付いたのだが、
ミクシーに入ってからと言うもの
私は毎日コツコツ、結構な量の文章を、
日記や、あちこちのコミュニティ、メッセージなどで書いている。(正確には打っているというべきか。)
愚にもつかない雑文ではあるが、文章を書く訓練くらいにはなっているはずである。
私だけでなく、ミクシーに入っている人全員、
いや、ミクシー以外でも、ブログなどを毎日まめに更新している人も含めて、ネットがなければ、これほどまめに文章を書かなかったであろうという人は凄く多いと思う。
つまり、凄く多くの人が、藤本先生の仰った
「文章を書く訓練」
を、知らず知らずに、毎日コツコツやっているのだ!
これって、とっても良い事ではないだろうか?
実際、ミクシー内を廻っていて、とても魅力的な文章に出くわす事が良くある。
直木賞はともかく、芥川賞作家がミクシーやってる人の中から生まれても不思議じゃないかも知れない。
ネットの普及によって、新聞や書籍などの活字離れが進むと言われてきたが、こんな副産物が生まれるとは、きっと皆考えていなかったのではないかしら?